■DENON DN-HS5500
今どきこんな骨董品を使ってDJを行う酔狂な人は少ないと思うが、中古品店やオークション、フリマ等で手に入れた方のために記しておく。
個人的にPioneerのCDJシリーズよりも、DENONのCDJシリーズ(3000番以上)の方が、プラッターが回転するので好きなんだけどねww
■音源ファイルが開けない・再生できない
さてさて、このDN-HS5500(以下、5500と表記)は、DENON DN-S3500とほぼ同じ作りをしているものの、CDは使用できない。
何を使用するか、データ(.mp3/.wav)を使ってDJをすることになる。
『.wav』は音質はいいものの使い勝手が悪いので、ここでは『.mp3』で説明を行う。
★データはどこに入れればいいのか
データはUSBメモリの中に“生”で入れるか、フォルダを作ってその中に入れる。
『DENON』というフォルダの中には入れない。
USBメモリ【.mp3】
もしくは、
USBメモリ【フォルダ【.mp3】】
にする必要がある。
フォルダの中に作ったフォルダに曲データを入れても5500では読み込んでくれないので注意。
★『.mp3』ファイルだけど読み込まない・再生できない
いざ、USBメモリの中に曲データを入れて5500に接続しても、なぜか再生できない曲があることがある。
再生リストの中に数十曲いれたはずなのに、数曲しか表示されない。
「あれー? どこにあるんだろう?」と探してみるものの、ファイルはあるが、『Can not open this file』と表示され読み込めない事がある。
なぜなのか。
それは、『.mp3』と一口に言っても細かい設定、仔細な形式が存在する。
その設定、形式が5500の再生・読み込み出来るファイルになっているものだけが再生することが出来る。
設定は簡単。
オレはiTunesを使用しているため、iTunesで説明を行う。
簡単に言えば、iTunesで『.mp3』エンコードしたファイルなら再生できる。
やり方は……、
『設定』から『一般』
『一般』から『インポート設定』
『インポート設定』の『インポート方式』を“MP3エンコーダ”にする。
下の『設定』は40kbps~320kbps内であれば問題ない。
『OK』『OK』で閉じる。
対象ファイルを全選択して、右クリック『MP3バージョンを作成』をクリックして待つだけ。
生成された『.mp3』ファイルをUSBメモリに入れて再生してみる……。
出来た!
この操作は付属の『DENON MUSIC MANAGER』からは行えないので注意。
■その他
曲データはアルファベットしか表示できないので、日本語タイトル、アーティスト等は分かりやすい記号(オレの場合は数字)を振っておくと便利。
基本的に5500はアーティスト順で表示してくるので、曲タイトルではなく、アーティストの1文字目に数字を入れると再生順を固定出来る。
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