2018年3月1日木曜日

【第三回】初心者アニクラVJになろう計画~環境は整えたけどどうやってはじめよう

 第二回の記事でVJ環境(PC・ソフト)は揃えたけど、どうやって始めればいいのか(イベントデビュー)わからない! と思います。
たぶん、オレみたいなパターン(第一回の記事参照)はとても珍しいと思うので。

 一番手っ取り早いのは弟子入りですね。
 気になる、「あ、この人のVJ好きだな」って人に「弟子入りさせてください!」とか「VJ教えてください!」と頼み込んでみるのがオススメです。「弟子は取らない」や「VJ教えたりはしない」というVJさんも中にはいますが、VJ不足を憂うVJさんが多いのも事実なのでとにかく声をかけてみるのがいいと思います。

 弟子入りのメリットはとても多くあります。
 第一にVJさんの手元や機材構成を間近で見られます。基本的にイベント中ではブースの奥まったところに配置されたりで、興味はあっても見ることの出来ないVJ環境が間近で見られて、さらには「これはこういう機材で……」とか「こういうソフトを使っていて……」と教えてくれたりします。
 第二にイベントの斡旋をしてくれるでしょう。アニクラVJデビューの近道ですね。最初は雑用や補佐みたいな感じでイベントに参加すると思いますが、その中で各機器の操作方法や、ノウハウを得ることが出来るだろうし、またそうやって実力をつけていけば一人でイベントに呼ばれても立ち回ることが出来るでしょう。イベントにくるお客さんには、他アニクラのオーガナイザーさんもいたりするので、売り込むチャンスを得ることも出来ます。
 第三に映像素材をくれる……と思います。VJの命とも言えるHDDの映像素材ですが、長くやっているVJさんであれば想像できないくらいのデータを持っています。当然VJを始めたばかりの初心者がこのデータをゼロから集めるには数年かかっても……というレベルだと思います。心優しいVJ師匠であれば、「データ持ってけ」とHDDのデータをおすそ分けしてくれるかもしれない……です。現に、師弟制があったわけではないですが、私のHDDも3名のVJさんからデータを受け継いでいます。

 弟子入りが出来ないとなると、そのVJデビューの道はとても険しいものになります。
 VJ講習会などを利用する、新規イベントを探してオーガナイザーに直談判する……などですね。素性の知れない素人をイベントにVJで採用するオーガナイザーも少ないと思いますし。地方イベントの「VJってなんだ?」くらいのイベントであればすんなり「みんな初心者だから!」と始められるかもしれないですが、やっぱり難しいでしょう。
 弟子入り出来なかった時の映像素材の集め方は、TwitterなどでDJさんがイベント終了後にアップするセトリ(セットリスト、曲目)を見ながら集めていく……のがオススメです。

 弟子……ではないけれど、初心者VJを1人デビューさせたことがあります。いくつかのイベントを連れ回して、VJ作法を教えて、オーガナイザーに売り込んで……今では立派なアニクラVJの一員ですね。
 VJ SnowWhite_Crowは弟子、生徒を常に募集しています。最初の機材は無くても大丈夫です。自分のやつを貸します。(イベント中のみ) VJ技能を身に着けてから、機材やソフトの良し悪しを勘案してから自分の機材を買うとか出来ます。もちろん、HDDのデータはまるっとコピーします。いくつか条件はありますが、基本的な活動範囲は千葉、都内です。

 さてさて、初心者アニクラVJデビューも目前かな!?
 次回は、アニクラVJのモチベーションの保ち方あたりを記事にしたいと思います。

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