2015年3月30日月曜日

【第一回】VJを始めよう!

■VJを始めたい人へ

こんな機材とか、こんなプレイスタイルとか、色々あるよ! って事を書いていく。
切っ掛けはTwitterで、「VJ始めたいけど、情報が何もない!」って人がいたんで、「何もない!」なら、「作ってしまえ」ということでつらつらと。

★これを書いている人ってどんな人?

VJ SnowWhite_Crow/シロイカラス。
総合エンターテイメント活動『LoM_Project』主催。
VJ歴は7年くらい。
大学のサークルでVJを初めて今に至る……って感じです。
主なプレイスタイルはエフェクト系クラブVJ、PV系ボカクラVJ、PV系アニクラVJ。
つまり、大体のVJは出来ますよってこと。

★まず、VJって何よ?

VJとは、『Visual Jockey』または『Video Jockey』の事で、DJ(Disc Jockey)が曲を繋いでいくことを仕事とするならば、映像を繋いでいく仕事をする人。
クラブイベントの花型であるDJとは違ってイメージし難いし、基本的にブースは端っこなので目立たないし、PCの画面見続けてるから話しかけづらいし……な人達なのです!

し か し !

VJがいないイベントと、いるイベントでは大きく印象が違う。
  • ドラえもんの曲+映像無し
  • ドラえもんの曲+クレヨンしんちゃんの映像
  • ドラえもんの曲+ドラえもんの映像(古い)
  • ドラえもんの曲+ドラえもんの映像(ぴったり)
上二つがVJのいないイベント、下二つがVJのいるイベント。
想像してみると、上二つはなんだか「あれ? なんか違うような……」という感じがしないかい?
VJは流れている曲に合った映像を映しだし、曲と画をシンクロさせている!
『目は口ほどに物を言う』という諺があるように、視覚は五感の中でも非常に重要なポジション。
耳(聴覚)はDJが、目(視覚)はVJが、口(味覚)・鼻(嗅覚)はバーテンダーが、手(触覚)はフロアが楽しませてくれます。

つ ま り !

VJがいないとイベントを五感で楽しめない!

どうだろう?
VJの重要さが分かってきたかな?

■PVJとEVJ

オレが勝手に分類しているだけなので、他の人に「PVJってさー」と言っても通じないので注意。

★PVJ

PVJとは、『Promotion Video Jockey』のこと。
曲に映像がある、PVを出すことを得意とするVJスタイル。
アニクラやボカクラ等のオタクラのVJはこれが主流。
PVJの上手い人は、曲にピッタリ合った映像を出す事が出来るので見ていてすごく楽しい。
同時に非常に高い技術と知識が必要なプレイスタイルなので、上手い人とそうでない人の差が激しい。
あえて“ハズした”映像を出す事で、クラブの雰囲気にアクセントを付けることも出来る。
理論派VJ。

★EVJ

EVJとは、『Effect Video Jockey』のこと。
WMPのAmbient生成のようなグネグネバキバキしたエフェクト映像を得意とするVJスタイル。
PVを主体としない、一般クラブ向けのVJ。
EVJの特徴は少ない映像素材を組み合わせて、数千、数万のパターンの映像を出す事が出来る。
また、基本的にはどんな曲にも合わせられるので汎用性が高い。
文字出しでDJの名前や、フロアを煽ることも出来るので画面と睨めっこだけじゃないプレイが出来る。
センス派VJ。

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座学パートが長くなったけど、次回は購入推奨の機材を紹介する!
VJスタイル毎に紹介するので、気になる記事をチェックしよう。

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