2013年10月27日日曜日

【ネタバレ】新編 魔法少女まどか☆マギカ 朔逆の物語を見てきた【注意】

■新編 魔法少女まどか☆マギカ 朔逆の物語

話の本筋は、ほむらとまどかの壮大なラブストーリー

これはテレビ放送当時から思っていることなので変わらず。
劇場本編開始前にほむらちゃんが孤独に悲しむシーンがあったら、今回もハッピーエンドではないのかな、とか思った。
案の定微妙な、後味の良くない終わり方だったんだけどさ。

■本格的なネタバレ含むあらすじとか感想とか

既にまどか、さやか、杏子、マミが魔法少女となっている世界で、メガほむが転校してくる。
メガほむも魔法少女で5人で力を合わせて“ナイトメア(≠魔女、魔獣)”と戦う。
TVシリーズとか違い、全員が仲良く和気あいあいとナイトメア退治をやっていた。

杏子ちゃんの制服姿カワ(・∀・)イイ!!

シャルロッテ・お菓子の魔女(ベベ)やキュウべぇもマスコットキャラクターのポジションで、険悪なムードは一切無く新編らしさがあふれていて良かった。
きっと誰もが想像していた、5人+αが仲良くしている『まどマギ』がそこにはあった。



メガほむが気がかりな事があると杏子を誘い真相を確かめに行くと奇妙な現象が起きていた。
見滝原全域を覆う魔女結界が張られていた。
魔女世界の記憶を持つほむらは、これはベベ(魔女)の仕業に違いないと追い詰めるもマミと敵対、緊張の末さやかに助けられ取り逃がす。
さやかは意味深な事をほむらに語り逃げる。
そして、6人目の魔法少女が!

魔女=魔法少女ってことを考えればそうだよなぁ。



1 魔女世界のまどかが神まどかに覚醒。
2 世界改変を経て、魔獣世界誕生 ←ここまでほむらの記憶
3 円環の理(神まどかによる救済)の謎を突き止めるため、魔獣世界で消滅寸前のほむらのソウルジェムを隔離 ←キュウべぇ談
4 隔離されたソウルジェム内に魔女フィールド展開 ←ほむらの幻想
5 神まどかを手に入れたい ←キュウべぇ談
6 キュウべぇに神まどかを手に入れさせるくらいなら魔女化(円環の理による救済放棄)すると言う

と、ここまでが序盤(ほむら幻想世界編)。
さすがにそれはマズい!と魔女化記憶引き継ぎさやか、魔女化記憶引き継ぎなぎさ(ベベ)が真相をまどか、杏子、マミに話し、ほむらを円環の理による救済(ほむら幻想世界=ソウルジェム隔離イールドの破壊)を行う。

ほむら幻想世界編終了
まさか、自分が魔女化していて、魔女結界の正体が自分だったなんて……。

で終わると思った。

思った。

思ったら、終わらなかった。



魔獣世界で円環の理(神まどか)の救済を受けるほむら。
これでずっと神まどかと一緒に居られると思ったら、ほむらが反逆し神まどかの一部(魔女世界の人間部分)を自らと同化させ、世界改変を行う。

世界を愛したまどかと同じくらいまどかを愛したほむらの成せる業だな、と。
まさか神クラスに覚醒するなんて……。



悪魔ほむらとなり、新しい世界を築くほむら。
転校してきたまどかに「規律を守ることと、感情を守ること、どちらが大切?」の様な事を聞き、「規律を守ることのほうが大切だよ」と言われ、最愛のまどかに裏切られてしまう。

ビルの屋上らしき場所から身を投げて暗転し終劇。

悪魔ほむらちゃんもカワ(・∀・)イイ!!
というか、まどマギはみんな甲乙つけがたくカワ(・∀・)イイ!!

ほむらちゃんの改変した世界では幸せになれるのかどうか気がかり。
なんか堂々巡りというか、無限ループって怖くね?な感じがした。

新キャラのなぎさ(=シャルロッテ、ベベ)の影が結構薄かった。
物語(キュウべぇの計画)の核心を握るキーパーソンだったけど、別にシャルロッテの人間の姿じゃなくても良くね?って思った。
あと、魔女化組は魔女と魔法少女を使い分けられるんだね。

結局のところ、冒頭にも書いたように

ほむらとまどかの壮大なラブストーリー

には変わらない。
でも、どの世界線でもほむらちゃんはまどかを救い、添い遂げる事が出来ないと思うと悲しくなる。

1 魔法少女まどかと仲良くなるために魔法少女化
2 まどかを救うために世界を巻き戻す ←救われない
3 神まどか覚醒で概念化し、まどかの記憶を持つのはほむらだけに ←救われない
4 まどかの記憶は嘘なんじゃないかと疑う自分に嫌気が指しソウルジェムを濁らせる(=ほむら幻想世界創造) ←救われない
5 1人で魔女化し救われない運命を選ぶ ←救われない
6 魔獣世界で救済を破棄する ←ちょっと救われた
7 世界改変でまどかと一緒に過ごす ←ちょっと救われた
8 まどかに(自分の行いを)否定された ←救われない、絶望
9 投身 ←救われない

制作はほむらちゃんに悪意でもあるのかってレベルに救われない。
この手の作品は1度ならず、2度3度見てしっくりくるのだろう。
機会があればまた劇場に見に行きたいと思う。

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