2014年3月20日木曜日

【不定期刊】包丁を買おう!【一人暮らしを始めよう!】

■包丁を買おう

自炊の楽しさは包丁から。
材料を切る段階で切れない包丁で四苦八苦すると「あー! もうめんどくせー!」ってなるよね。
あるあるww
そんなわけで、今回は包丁選びを素人目ながら指南してみようと思う。
いくつかの種類(素材)別に解説していくよ。
一応、標準的な家庭用包丁(3徳包丁、約16~18cm)が基準になってますー。

■ステンレス包丁
★メリット

錆びにくい!
包丁初心者にはこれが最適。
多少扱いが雑でも滅多に錆びない。
あと、切れ味が落ちにくい。
頻繁に研がなきゃならないのは面倒だからねww
安価~高価まで選べる種類が多く、手に入りやすい。
100均でも売ってるのはこれ。

★デメリット

切れ味が落ちた時に研ぐのがやや面倒。
本鋼(ほんはがね・後述)に比べると硬いため、研ぐとなると結構面倒だったりする。
シャッシャッっとシャープナーで切れ味を維持させることもできるので、あまり気にはならないかも。

■本鋼包丁
★メリット

各種ある包丁の中でも一番切れ味がある。
ステン他に比べて研ぎやすい。

★デメリット

錆びる。
すごい勢いで錆びる。
丁寧に洗って、水気を拭きとっておかないと錆びる。
「調理後の片付けめんどくせーなー。食べ終わってから……。あ、忘れてた」なんてことになったらもう錆びまくりの包丁の出来上がり。
正直、初心者にはオススメしない。

■ステンレス鋼割り込み
★メリット

ステンレス包丁と本鋼包丁のいいとこ取りの包丁。
『平』と呼ばれる腹の部分はステンレス、刃の部分は鋼という扱いやすい作りになっている。

★デメリット

刃は錆びる。
結構錆びる。
やや重い。

■チタン包丁
★メリット

ステンレス同様錆びにくい。
あと、他の金属包丁に比べて軽い。
研ぐよりシャープナーの方が良いかも。

★デメリット

研げない。

■セラミック包丁
★メリット

ほぼ切れ味が落ちない。
研がなくていいくらい、シャープナーしなくていいくらい切れ味が落ちない。
初めて使った時と同じくらいの切れ味がずっと続く。
初心者オススメ!

★デメリット

切れないものが存在する。
具体的には硬い食材(かぼちゃ、魚の背骨等)を切ると欠けたり割れたり折れたりする。
セラミック包丁は陶器製なので、欠けたり折れたりする。
そして、欠ける、割れる、折れるしたものは使い物にならなくなってしまう。
扱いにだけ気をつければ使い勝手がいいのだけど、万が一を考えるとちょっと二の足を踏んでしまう。

そんなわけで、初心者にオススメなのはセラミック包丁、ステンレス鋼割り込みの2つ。
どちらも2000円~と比較的安価で買いやすい。
スーパーやホームセンターなどでも手に入りやすいのもいいね。

***

次は「100均の包丁ってどうなのよ」的な、買う場所について書いてみよう。

■ホームセンター

最安定。
取り扱っている種類も多く、価格も比較的安い。
厳重な梱包がされているので実際に握る、振るなど出来ないのが難点かな。

■スーパー

ホムセンの次に安定。
余程の事がない限り普通に使える包丁が置いてある。
お買い物のポイントが付くのもいいよね。
ホムセン同様、実際に手に持つことはできない。

■金物店、刃物店

安定。
種類も豊富でよりどりみどり!
ホムセンやスーパーに比べると高い場合もある。
反面、実物を手に持って感触を確かめる事が出来るので、実際に使った感じを確かめるにはオススメ。
アフターフォローとして、切れなくなった時の研ぎが割安で受けられるサービスもある。

■100均

使い捨てる気でいいなら。
全く使い物にならないわけではないけども、「100均だしなww」と割り切れる人用。

■ネット通販

金物屋で握って、ネット通販で買うのがいいのかもしれない。
レビューなども参考にしながら選ぶこともできるので近くに取扱店が少ない場合にはオススメ。

■ネット通販(◯本セット)

買うな。
ただ、目安として1本3000円以上な感じであれば一考の余地あり。
1万円で10本セット、なんてものが普通にあるので注意。
初心者は10本あっても使わないので、邪魔なだけですよ。

購入するならホームセンターがいいかな。

***

「包丁買ったはいいけど、切れ味が落ちてきたー」って時は思い切って研いでみよう。
「でも素人が包丁研いで大丈夫? ちょっと怖いなー」って人もいるだろう。
“研ぎ”と“シャープナー(タッチアップ)”について書いてみる。

■研ぎ

砥石を使って研ぐ。
切れ味が一定期間長持ちする。
タッチアップに比べて切れ味がいい!
砥石は包丁専用でも、鎌砥石でも大丈夫。
重要なのは、砥石よりも研ぎ方なので。
金物店などで有料(3000円くらい~)で研いでくれることもある。
包丁研ぎ講座をやっているところもあるので、一度体験しに行ってみるのもいいかもしれない。

■タッチアップ

簡単!
シャッシャッシャッと擦るだけで切れ味復活。
切れ味は長持ちしない。
調理毎に行ったほうがいい。
研ぎと大きく違うのは、研ぎは『刃をつける』のに対して、タッチアップは『刃に細かいキズをつける』ことにある。
るろうに剣心の志々雄真の使う『焔』と同じような原理になっている。
切れないわけではないけども、断面は『研ぎ』に比べると雑になる。
野菜や肉はいいけども、崩れやすい魚を捌くのはオススメできない。

自炊初心者が魚を捌くことはないだろうから、タッチアップでいいと思うけどねww

長くなったけど大体こんな感じ。
包丁選びは後の自炊生活に大きく関わってくるので慎重に、自分にあったものを買うことをオススメする。

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